治療後のむし歯がまたむし歯になる!?大人に多い「二次むし歯」の原因とは?

こんにちは。
本牧・山手エリアの歯医者【三渓園下村歯科クリニック】です。
 
厚生労働省が実施した歯を磨く頻度の調査では、歯磨きを毎日行う方の割合は 97.4%と非常に高い数値が報告されています。

(参考:厚生労働省「令和4年度歯科疾患実態調査」p26表23より) >

その結果、子どものむし歯は減少傾向にあるのに対し、大人のむし歯は増えていることをご存じでしょうか?
お口のケアの習慣がついたのにもかかわらず大人のむし歯が増えている理由は、歯を失わないシニアの方が増えてシニア層のむし歯が大きく増加しているからです。
 
大人のむし歯で多いのは、一度治療したむし歯が再びむし歯になる「二次むし歯」です。
今回は、大人の「二次むし歯」についてお伝えさせていただきます。
 
 

二次むし歯の原因について

二次むし歯は、むし歯治療部分の素材の劣化やお口の中の衛生状態などが原因で起こります。
 
お口のケアが不足していると、歯垢(プラーク)を十分に除去できていない場合があります。
治療した部分に歯垢(プラーク)が蓄積すると、細菌が繁殖してしまい、二次むし歯のリスクが高くなるのです。
 
お口の環境を整えるために、詰め物や被せ物の定期検診やメンテナンスに行くことも重要です。
むし歯治療の詰め物や被せ物は、人工物であり、時間の経過とともに素材が劣化してしまうことがあります。
劣化が原因で歯との密着性が低下し、詰め物や被せ物と歯のすき間ができることがあります。
そのすき間から、プラーク(歯垢)に潜む細菌が侵入するのです。
 
 

二次むし歯を予防するには?

二次むし歯を予防するためのポイントを紹介します。
 

丁寧な歯磨き

歯ブラシによるブラッシングに加えて、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することがおすすめです。
歯ブラシのみでは6割程度の除去率ですが、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することで約8割の歯垢(プラーク)を取り除くことができます。

(参照:新潟市「正しい歯みがきや歯間清掃の習慣を身につけよう」より) >

 

歯科素材の変更

詰め物や被せ物の素材が銀歯やプラスチックであれば、セラミックに変更することも予防に役立ちます。
セラミックは表面がツルツルのため、歯垢(プラーク)が付着しにくいことがメリットです。
さらに歯との気密性がいいため、すき間ができにくいといえます。
 

歯科医院での定期検診

詰め物や被せ物の劣化は、ご自分で確認をすることは難しいでしょう。
定期的に歯科医院に受診し歯の状態をチェックすることで、詰め物や被せ物の異常を発見することができます。
 
 

二次むし歯予防は歯科で定期検診を受けましょう

二次むし歯は見た目での確認が難しいなどの理由から自覚することが遅くなってしまう傾向があります。
気が付いたときには進行しており、歯を失う可能性があるのです。
 
二次むし歯の予防は、本牧・山手エリアの歯医者【三渓園下村歯科クリニック】にご相談ください。

三渓園下村歯科クリニックの予防・メンテナンス >

 
当院は、平日夜間は19時まで、土曜も13時まで診療しております(2024年2月現在)。
駐車場を3台完備しているため、お車でも安心してご来院いただけます。

三渓園下村歯科クリニックへのアクセス >

 

 
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